今後のタブレット動向

今後のタブレット動向を少し考えてみる。

【大きなスマートフォンとしてのタブレット需要】
iPhoneは様々なアプリがあって、色々な事ができるけれど、画面が小さくて使いにくい。
そんなユーザーにとって、iPadは大きなスマートフォンとしての需要がある。


【安価なインターネット端末】
現在のiPadはまだ十分に安いとは言えないが、今年後半から来年にかけて、安いタブレット端末が日本国内でも発売され、安価なインターネット端末として広まると思う。


【持ち歩きに便利な少し小さめのタブレット】
iPadを外への持ち歩くには少し大きすぎる。特に日本国内では、7インチ程度の少し小さめのタブレットが、持ち歩き用として人気がでそうだ。
電子書籍の利用方法として、Kindleのような電子ペーパーの専用端末がよいのか、小さめのタブレット端末が受け入れられるのかはまだ分からないが、通勤電車などで小さめのタブレットを良く見かけるようになる日は近いだろう。


【高機能タブレット】
タブレットは手軽なインターネット端末だが、いまいち使えないノートパソコンでもある。
そういう時はノートパソコンを使えばいいという意見もあるだろうが、「タブレットでノートパソコンと同様の使い方をしたい」というニーズもそこそこあると思う。


【ゲーム機】
ソニーはPSPのゲームなどをAndroidタブレット端末でも、移植できるように、「PlayStation Suite」という環境を発表しているが、ゲーム専用機と、インターネット端末との境目はうすれつつある。専用端末の操作性には及ばないものの、ゲームもできるタブレット端末にもゲームの市場は広がるだろう。


【スマートフォン+タブレット】
今後スマートフォンによるテザリング環境の普及や、タブレットの低価格化による、複数台タブレットの利用などを考えると、スマートフォンとタブレットあるいはタブレット同士の連係が重要になってくるだろう。


【少し未来 ユビキタス】
価格が安くて、操作が簡単なタブレットは今後ノートパソコン以上に広まるだろう。
そういった中で、タブレットはインターネット端末というだけでなく、ユビキタス環境を利用する為の、メイン端末になると考えられる。
情報家電は勿論だが、あらゆるモノをタブレットで管理できるような時代がやってくる。
勿論スマートフォンでも同様の事ができるだろうが、家の中でそんな小さな端末をわざわざ利用する必要もないので、家の中で色々な情報家電やその他のモノと、通信するためには、タブレットPCが広く使われるものと思う。

総括すると、タブレット端末は、今後安くなる事も含め、多くの人が利用するようになる。
そして、人によっては、高機能なタブレット、持ち運び用のタブレットなど複数台持つようになる。
そうなると、端末間の連係が重要になる。
そして少し未来、タブレットはインターネット端末というだけでなく、情報家電や、あらゆるモノの管理などに使われるようになるだろう。
というのが私の今後のタブレット予測です。

Androidタブレットはどこで差別化するのか?

台湾で開かれる世界最大級のPC関連のトレードショー COMPUTEXでは多数のタブレット端末が出展されていたという。
基本的にはどれもiPadのような感じになってしまい、それぞれ差別化を図るのはパソコン以上に難しいと考えられる。
ではメーカーはどの部分で差別化するのだろうか?
本質的な部分では、
「液晶のきれいさ」「タッチパネルの精度(これは大事)」「バッテリー」「さくさく動くか」「デザイン」「サイズ」「重さ」「価格」 これらは一定以上の水準が求められるだろうが、ある一定以上になるとすぐ横並びになってしまう。
そんな中でどのような端末が売れるかというと、ブランド力や、プロモーションの力による部分が大きいのかと思う。

少しでも横並びの状態から抜け出す為には、次のようなアプローチはありかと思う。
・持ち運び用に少し小さなサイズ(例:GALAXY Tab SC-01C)
・液晶2画面
・キーボード一体型(例:Eee Pad Slider / Transformaer)
・パソコン向けOSを搭載(例:富士通LIFEBOOK)
・付加サービス(例:PlayStation Suite)
・斬新なデザイン、素材
・付加機能

付加機能としては
ワンセグ、NFC、非接触充電、頑丈な液晶、防水、緊急地震速報対応、GPS、キーボード、有機EL、カメラ、赤外線、このあたりがそう遠くない未来に追加されそうな気がします。

それでも一通りの機能追加と性能アップ、価格競争が進むとまた横並びになってしまう。
そこでもう一段ひねった機能を思いつくままに考えてみる。感圧式でも静電式でもないタッチパネル、スマートフォン連携、電子ペーパーも搭載、ロボット連携、燃料電池搭載、脳マウス対応、筋肉キーボード対応。などなど対応すればそれなりに注目は集めると思う。

機能追加というのはやはり消耗戦となってしまうので、メーカーは、
機能でも勝負しつつ、優位性のある端末を狙う為には、iPadのように、ブランド力、ハード(スペック、デザイン)、アプリケーション、サービスを全方向で向上させる事が重要だと思う。

Androidタブレット おすすめアプリ

iPadや、Androidケータイの情報は多いけどAndroidタブレットの情報はまだちょっと少ないですね。いくつかアプリを探してみました。

Seesmic
Twitterクライアント。他にもいくつか試した限りでは、これはスクロール時に誤って開いてしまったりが少なかったです。
iPadのように上部をタッチすると、先頭に戻って来れる点もよいです。

マーケット
標準搭載。これがないとはじまりません。

Photoshop express
Adobeの写真編集ソフトPhotoshopの名前を冠したアプリ、パソコン向け程の機能はないですが切り抜き等簡単な作業ならこれでおこなえます。

Dolphin for Pad
Androidで人気のあるブラウザDolphinのタブレット版らしい。
なかなか使いやすい。

Evernote
クラウドなメモ帳サービス。タブレット用にはあまり最適化されていない。

Catch
クラウドなメモ帳サービス。

Facebook
SNS。使っている人はどうぞ。タブレット用にはあまり最適化されてないです。

アストロ
ファイルマネージャー。システム内のファイルなどを確認できるようになるため、ダウンロードファイルなどを管理しやすくなると思います。

ウイルスバスター
Androidは端末が自由な分、危険も大きいのでむやみに不明なアプリを入れない事、セキュリティソフトを使用する事が重要です。
「ウイルスバスター」以外にも「アンチウィルスフリー AVG」「Norton Mobile Security (Beta)」などがあります。

高機能タブレット

iPadはノートパソコンの代用にはならない。
iPadやAndroidタブレットは、インターネット、デジタルコンテンツを楽しむための お手軽端末として設計されているものだからだ。

別にこれは悪い事ではない。
例えばスマートフォンはパソコンのかわりにはならないかもしれないが、便利だし、 利用シーンによって使い分ければいいだけの事だ。
無理に不要な機能をたくさん付けて高くてごつい端末より、必要機能がそろっていれば、 低価格でシンプルな端末のほうがいいものもある。

今後、タブレットパソコンを使っていくうちにいくらかのユーザーは、
タブレットパソコンでも、ノートパソコンのようにバリバリ入力とかしたいなあとか、
ノートパソコンだけど、タブレットのようにタッチパネルが欲しい。
iPhoneアプリのように色々なアプリを入れてみたいなと思うようになるだろう。

そこで登場するのが高機能タブレットである。
iPadに比べると、価格や、重量の面で少し大きくなるだろうが、 2画面液晶、もしくはキーボードがつき、OSもパソコンに近い操作ができる端末の ニーズもでてくるだろうと予想する。

その時のOSについては、今後どのようになっていくかはわからないが、 ケータイ向けOS、タブレット型OS、パソコン向けOSという3段階で考えると、 必ずしも、それはOSXやWindowsではなく、iOSのパソコン向けOS、AndroidのPC向けバージョンという方向性になる可能性もありなのではないだろうか。

MOTOROLA XOOMを使ってみた(XOOM使用レビュー)

製造:MOTOROLA / OS:Android3.0 / 価格:65,000円ぐらい / 重さ:約700g / ディスプレィ:10.1インチ TFT液晶
MOTOROLA XOOM™ Wi-Fi TBi11M
XOOMを買って使ってみたので簡単にレビューを。

まずこのXOOMを選んだ理由は、タブレット端末を自宅、しかもリビングで使いたかったのだが、キャリアに毎月の通信費を払いたくなかったからである。
つまり外に持ち運びたいなら GALAXY TabやOptimus Padもありだったのだが、無線LANで使うだけの選択を考えると、iPadかXOOMという事になる。

結論から先に言うと
・なかなかよいけど値段が少し高い
・初心者にはiPadがおすすめ
・ネット利用重視ならXOOMも一考の余地あり
となる。

iPadは以前使っていたが、個人的にはFlashに対応しないのが不満だった。
初心者にはやはりiPadをおすすめしたいが、Android3.0も気になっていたので、使ってみる事にした。

まずはいくつか不満点を
・電源スイッチが背面にある
・充電コード穴が下部にある
・ボリュームスイッチが押しにくい(固い)
【Android3.0まわりの問題】
・ホームボタン
 ホームボタンはよくつかうので、目を閉じてても押せるぐらいわかりやすい場所に配置してほしい。
 物理ボタンじゃないのは100歩ゆずっても、もう少し分かりやすいデザイン位置にして欲しい
・ブラウジングで、最上部に一気にスクロールしたいなと思った時ページトップに戻る機能がないので不便。
 ただしアプリケーションレベルで対応しようと思えばできると思う。
・iPadのようにタブレット用にデザインされたアプリがまだ少なく、スマートフォン向けのアプリを画面だけ広げた、間延び表示のアプリが少なくない。

次によいなと思った点
・なんといってもFlashが使える。
・ホーム画面にウィジェットを置く機能。(カレンダーとか)
・←→のキーがあり、コピペがしやすい。
・アクティベートにパソコンが要らない。
・ダウンロードしたアプリなどをクラウドでバックアップできる。

まあこんな感じです。

iPad 2 vs Androidタブレット

iPad 2が発表された。
なかなかよいバージョンアップだと思うが、個人的にはこれからAndroidタブレットを買うつもりである。
Androidタブレットを選ぶ理由はFlash対応である。
Android3.0(Honeycomb)用のアプリが少なかろうがFlashアプリが使えたほうが、現状なにかと困らなくてよいと思うからである。
ではAndroid端末の方がiPadよりおすすめかというと必ずしもそうではない。
AndroidよりはiPad 2のほうが使いやすいし、アプリケーションも豊富だ。
Androidを選ぶなら、少しぐらい使い勝手の悪さと、難しさを覚悟しなくてはならない。

それよりちょっと気になったのは、iPad2でGarageBandを発表した事である。
これはiPadが見るだけの端末から、なにかを作るという領域にタブレット端末を広げようという動きにも見える。
これはちょっとした誤りだと思う。
現状のiPadとしては、デジタルコンテンツの再生用端末として特化すべきだと思う。
もし入力系もばりばりできるようにするなら、iPadとは別のタイプ、ノートパソコンとして使えるタブレット、2枚液晶タブレットのiPad Proを出すべきだと思う。

iPad vs Androidタブレット

スマートフォンの分野でのiPhoneは、今後も収益を維持し続けると思うが、タブレット市場に関しては、Androidに押されていくだろうと思う。
その要因としては、Flash対応、タブレットの多様性、高機能版対応にあると思う。
いやこれからはHTML5なんだよとかいってもネットの世界の要素技術は意外とゆっくり変化するものなのだ。
今でも電子メールが使われていたり、SPAMメールが大量にトラフィックを使っているのだ。

過去記事「正しいタブレット端末・電子書籍端末の選び方」にも書いたように、iPadはデジタルコンテンツビュワーとしての
使われ方の他にも、バリバリ入力にも使える端末も必要だし、電子書籍リーダーのような専用端末との棲み分けも必要だ。
そうなると、これまで敵がなかったからiPadはユーザーに選ばれてきたが、Android3.0のようにOSも端末も
充実してくるとその地位を保ち続けるのは困難だと予想される。
さすがにAndroid勢に駆逐されるまではいかないだろうが、様々なメーカーが様々な端末で仕掛けてくる今後はかなり厳しいだろう。
Galaxy tabサイズのiPadや、Mac OSXの搭載されたiPad、Flash対応、iOSのオープン化などを行えば、可能性はあると思うが、その可能性は 低いと思っている。ひとまずiPad2の登場をみて見極めたいと思う。

Android3.0 と Nexus Tab

Androidはこれまでスマートフォンなどでの利用を想定していたが、 Android3.0では、タブレット向けのUIが追加されるようだ。
いまのところそのような発表はないが、Nexusのようにグーグル自体がiPadのような端末をださないのか、ちょっと気になる所である。

正しいタブレット端末・電子書籍端末の選び方

タブレット端末もしくは、電子書籍端末の購入しようと考えている方はまずどんな用途で使いたいかイメージを 持つ事が大事だと思います。

【1 デジタルコンテンツビュワーとしてのタブレット端末 iPadサイズ】
タブレット端末に求めるべきものは、ノートパソコンより手軽(価格・大きさ・使いやすさ)で、スマートフォンより使いやすい(画面が大きく操作しやすい)事である。
iPadは製品としてはかなり良く出来ていると思う。目指すべき製品のひとつはiPadだと思う。
iPadの仕様+Flashとカメラをつけただけでも十分良いと思う。
適切だと思う価格は3〜4万円程度。

該当する端末:iPad

【2 デジタルコンテンツビュワーとしてのタブレット端末 Galaxy tabサイズ】
機能的にはほとんど変わらず、iPadより一回り小さいサイズにもニーズがあるんじゃないかと言われている。
たしかにiPadは電車の中や外に持ち運んで使うには少し大きすぎる。
家の中ではiPad、外出時にはGalaxy tabぐらいのサイズがちょうどいいと思う。
適切だと思う価格は3〜4万円程度。
該当する端末:Galaxy tab

【3 ノートパソコンとして使うタブレットPC】
ノートパソコンとして使うためのタブレットPC。
iPadとは異なり、入力作業がしやすい事が重要。
2枚のタッチパネルディスプレイもしくはキーボード+タッチパネルディスプレイが必要だ。
OSもiOSやAndroidでは、おそらく力不足である。
MacBook Airの液晶パネルをタッチパネルに変更、iOSをMac OSX上で起動できるようにして、 ノートパソコンとしてもiPadとしても使えるようにしたら最強じゃん?と個人的には思っている。
適切だと思う価格は5〜10万円程度。
該当する端末:なし

【4 電子書籍用端末】
電子書籍端末が目指すべき所はAmazon Kindle 2である。
・電子ペーパー
・価格は1万円〜3万円
・端末単体で書籍を購入できること。
・購入できるコンテンツが充実していること。
これらは電子書籍用端末として必要な条件だと思う。

電子ペーパーじゃないのなら、別にiPadとか汎用のデジタルコンテンツビュワーでよいだろうし、スマートフォンでもよいと思う。
電子ペーパーだと液晶に比べ電気の消費が少ないから持ち運びにも便利だ。
専用端末だから無駄な機能を省いているのに汎用端末より価格が高かったら意味ないし、コンテンツを入れるのにいちいちパソコンが必要だと不便だ。
該当する端末:なし

落とし穴に注意。
1のiPadを買う場合、これはパソコンとは違うという事を認識しておく事が大事です。
2のGalaxy tabもしくはそれに類するAndroid端末を買う場合、Android端末はiPadに比べると、ちょっと使い方が難しいだろう、という事を覚悟しておいたほうがよいかと思います。
3のノートパソコンとして使うタブレットPCは該当する製品が市販されていません。
4の電子ブックも現状では Kindle 2もソニーのリーダーも要件を十分に満たしているとは言えないです。

iPadとNetbook

iPadはNetbookなのだろうか?
「インターネットできる本」という意味ではまさしくネットブックだと思う。
ただし、一般に言う「スペックやサイズを下げたノートパソコン」という意味でのNetbookとは異なる製品ですので、その点には注意が必要です。
例えば、インターネットブラウジングに関してはFlashが表示されない。
周辺機器、プリンターや、外付けHDDなどが使えないなどといった点もありますし、管理するのに、もう一台パソコンが必要という点も既存のNetbookとは別物です。

それでも、「単に、メールとインターネットができればいい」というニーズならiPadで十分という人も少なくないでしょうから、「iPadでネットブック市場に変化が」という記事も納得できます。